「あれ、インターネットが繋がらない…?」
いつものようにパソコンを開くと、まさかのネットワークエラー表示。インターネットに接続できない。ルーターを確認してみると、見慣れない「PON LINK」というランプが赤く点滅しているではありませんか!
同じような経験をした方もいるのではないでしょうか?今回は、我が家で発生したインターネットルーターのPON LINKエラーから、無事に復旧するまでの奮闘記をお届けします。
突然のPON LINKエラー!何が起きた?
普段は安定している我が家のインターネット回線。しかし、その日は突然、全てのデバイスでインターネットが繋がらなくなってしまいました。
慌ててルーターを確認すると、通常は緑色に点灯しているはずの「PON LINK」ランプが赤く点滅しています。

「PON LINKって何のエラーだろう?」
初めて見るエラー表示に戸惑いつつ、まずは原因を特定しようと試みました。
PON LINKエラーの原因とは?(初心者向け解説)
「PON LINK」とは、光回線終端装置(ONU)と光回線事業者側の設備を結ぶ光信号の状態を示すランプです。このランプが赤く点滅している場合、光信号が正常に送受信できていない可能性が高いと考えられます。
主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 光ファイバーケーブルの断線や損傷: 何らかの原因で光ファイバーケーブルが物理的に破損している。
- ONU(光回線終端装置)の不具合: ONU自体が正常に動作していない。
- ルーターの不具合: ルーターがONUからの信号を正常に認識できていない。
- 回線事業者側のトラブル: 一時的なシステム障害やメンテナンスなど。
- 接続不良: 光ファイバーケーブルやLANケーブルがしっかりと接続されていない。
自力で試した復旧方法(自己解決を試みるも…)
まずは自分でできることを試してみました。
- ルーターとONUの再起動: 電源アダプターを抜き、数分待ってから再度接続しました。しかし、PON LINKランプの点滅は変わらず…。(私の場合、常時エラーではなくZoom会議をしているとエラーになる確率が高かったです。再現性)
- ケーブルの接続確認: 光ファイバーケーブルやLANケーブルがしっかりと奥まで差し込まれているかを確認しました。特に異常は見当たらず。
- 他のデバイスの確認: 他のパソコンやスマートフォンでもインターネットに接続できないことを確認。ルーターまたは回線自体の問題である可能性が高いと判断。
これらの方法を試しましたが、残念ながらPON LINKエラーは解消されませんでした。
ついにサポートセンターへ電話!プロの診断
自力での解決は難しいと判断し、契約しているインターネット回線事業者のサポートセンターに電話することにしました。
状況を説明すると、オペレーターの方から丁寧な指示があり、いくつかの確認作業を行いました。しかし、遠隔での診断では原因を特定できず、「訪問修理」を手配してくれることになりました。
やはり、物理的な問題の可能性が高い場合は、専門家の目で直接見てもらうのが一番確実です。
訪問修理で判明した驚きの原因!
翌日、修理担当の方が自宅に来て、詳しく調べてくれました。すると、驚きの原因が判明!
うちのONUはかなり古く(10年前近く)、ルーターの交換となりました。プロバイダーのよるレンタルルーターなので、訪問修理時に持ち込まれ、無料で交換してくれました。(※ルーター交換によりWiFiのSSIDとパスワードが変更されました。しかし、WiFiの電波環境が改善されました。)
プロの技術で無事復旧!
修理担当の方は、 ルーター交換をしてくれまして、インターネットに接続し直してくれました。無事にインターネットが復旧したのです!
インターネットが使用できなかった所要時間は、20分ほどでした。
PON LINKエラーから学んだことと対策
今回のPON LINKエラーを通じて、いくつかの教訓と対策を学びました。
- 焦らずに状況を把握する: まずは何が起きているのか、ランプの状態などを落ち着いて確認することが大切です。
- 基本的な対処法は試す: 再起動やケーブルの確認は、 基本的なトラブルシューティングとして有効です。
- 無理せず専門家を頼る: 自力で解決できない場合は、早めにサポートセンターに連絡することが復旧への近道です。
- 光ファイバーケーブルはデリケート: 光ファイバーケーブルは衝撃に弱いため、取り扱いに注意が必要です。
まとめ:困ったらまずはサポートセンターへ!
今回のPON LINKエラーは、最終的には専門家の手を借りて解決することができました。もし、同じようなトラブルに見舞われた場合は、焦らずにサポートセンターに相談することをおすすめします。
この記事が、PON LINKエラーで困っている方の少しでもお役に立てれば幸いです。
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