こんにちは!仕事以外の趣味に生きるの私です。
今回は、「米国株ETFを売るタイミング」と、円安の恩恵をフルに受けて日本円に戻す具体的な手順についてのお話です。
最近の為替相場を見ていると、「株価の上昇以上に、円安のおかげで利益が膨らんでいるな」と感じることはありませんか?実は私のポートフォリオも、まさに今がその状態。投資の出口戦略として、この絶好の機会に日本円へ戻す準備を始めたので、その考え方と方法をシェアしますね!
1. 銘柄の力か、為替の力か?2つの損益をチェック
SBI証券の画面を見ていると、2つの損益が表示されていて「どっちを見ればいいの?」と迷うことがありますよね。今の私の状況を例に解説します。
外貨建評価損益(+9.95%)
これは「純粋な株価の成績」です。 米ドルベースで、買った時よりどれだけ値上がりしたかを表しています。私の場合、約10%のプラス。これだけでも十分嬉しい結果ですが、実はもう一つの数字がもっと凄いことになっています。
円換算評価損益(+26.09%)
これが「日本円に戻した時の本当の成績」です。 ここには「株価の上昇(+9.95%)」に加えて、「為替益(円安による利益)」が上乗せされています。
つまりどういうこと? 株価そのものは約10%の上昇ですが、円安が進んだおかげで、日本円で見ると26%以上も資産が増えている計算になります。株価の伸びよりも「円安の力」の方が圧倒的に大きい、まさに「売り時」と言えるボーナスタイムなんです。
2. 米国ETFを解約して「日本円」に出す最短ルート
この利益を確定させて、SBI証券のメイン口座(日本円残高)に戻すには、少しだけコツと時間が必要です。パッと一瞬では戻らないので、スケジュールを把握しておきましょう。
手順①:ETFを売却する(外貨決済)
まずは保有しているETFを売却します。このとき、必ず「外貨決済」を選んでください。
- かかる時間: 売却注文が成立した日から3営業日後(受渡日)に、米ドルとして現金が確定します。
手順②:米ドルを日本円に替える(為替取引)
米ドルが確定したら、それを日本円に両替します。
- 操作方法: SBI証券の外国株サイト、または米国株アプリの「為替取引」メニューから「米ドル売却(ドル→円)」を行います。
- かかる時間: 手続き後、リアルタイムでSBI証券の日本円残高(買付余力)に反映されます。
全体の流れとしては、「売却開始から日本円になるまで、トータルで4〜5営業日くらい」みておけば間違いありません。
利益確定の前に!忘れちゃいけない「2つの手数料」
せっかくの利益、1円でも多く残したいですよね。米国ETFを円に戻すには「売却手数料(最大22ドル)」と「為替手数料(1ドルあたり25銭)」がかかります。
「え、引かれるの?」と思うかもしれませんが、円安による26%の利益に比べれば、手数料の割合はごくわずか。 経費だと割り切って、美味しいところをしっかり日本円で受け取りましょう!(私の場合は、全体の約0.6%程度2千円程度)
結論
米国株投資の出口戦略で大切なのは、「株価(外貨建)」と「為替」の両方の波に乗ることです。
- 外貨建評価損益(+9.95%): 銘柄選びの正解を確認する数字。
- 円換算評価損益(+26.09%): 今売った時の本当の実力値。
- 日本円に戻すには: ETF売却から円への振替まで、約5営業日の余裕を持つ。
- さらに、分配金が外貨建評価損益以上になりました。
私のように「株価の伸びよりも為替益の方が大きくなってきたな」と感じたら、それは立派な収穫期。欲張りすぎず、円安の恩恵をしっかり日本円で受け取るのも、趣味を豊かにするための賢い選択だと私は思います。
皆さんの資産運用も、最高のタイミングで実を結びますように!

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