組織に無能な管理職(ポンコツ)が蔓延する法則=ピーターの法則

仕事の話

ピーターの法則ってご存知ですか?

まさに、わが社の人事制度によってわが社が行きついた状態です。

  • なんで俺が出世できないの!?
  • なんでうちの会社には無能な管理職ばっかなの!?

と疑問に思うならば、このピーターの法則を知ると、納得します。

非常にわかるな~(共感)。

ピーターの法則とは?会社組織のサラリーマンあるある法則

  1. 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
  2. 時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
  3. その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。

ピーターの法則 – Wikipedia

ピーターの法則とは、上のような法則です。

この理由より、

会社組織には無能な管理職が蔓延します!

更なる問題はこの無能な管理職が有能な人間を阻害する

ピーターの法則のさらなる問題は、

無能な中間管理職というものは、その無能さゆえに部下を自分より評価しない(自分の立ち位置を守り、部下を自分以上に出世させない)。

この無能な管理職が、年功序列制度(自分より年下の部下に対し)によって

若い有能な人間の出世を阻害します!

何故ならば、会社の人事制度の仕組みは、

この無能な管理職が人を評価する仕組みだから

です。

香車
香車

会社組織の階級社会って恐ろしいですね~(-.-;)

一般的にこの無能な管理職は、部下に自分を追い越されたくないと思うからです。
有能な若い芽を見つけると、永久に自分の肥やしにしようとするわけです。

更にこの無能な管理職が部下の仕事を増やす(無意味な生産性のない仕事)

これが特に書きたかった話なんですが、具体例で書きますと、

わが社の無能な管理職は、全く部下を管理していません。
管理できないのか、管理したくない(仕事をしたくない)のかわかりませんが、
とりあえず、無能ですから笑。

その無能な管理職を、更にその上の無能な管理職(自分がその無能な管理職を評価し昇進させ作り出したのに)が、「成ってねー」と言い、

「管理職が大変だから出来ないというなら、更にその現場の部下にやらせればよい」

と、管理職が行うべき管理業務を、どんどん現場に押し付けていくんです。
現場は、本来は生産性のある仕事に集中させるべきだと俺は思うんですけどね、

いったい管理職とは何をする仕事なのか?

管理職が生産性のない仕事をしているのは百歩譲って許すとしても、
管理職が無能なために、現場に生産性のない仕事を増やすのは許せない。

香車
香車

と、いいつつも

もう俺もこのうちの会社の体質改善は諦めましたけど。笑

無能な無能な管理職が一杯過ぎて、今の立場での個人では太刀打ちできない現実を受け入れました(試した結果)。

管理職の、この生産性の無さが、俺は嫌いです。
俺も管理職になってしまいましたが、これにより市場価値がゼロの人間になったのを身に染みて感じていますorz

ピーターの法則とは? 概要、解決方法、個人ができる対策について【創造的無能とは?】 – カオナビ人事用語集

ピーターの法則以外にも「ディルバートの法則」もある

こちらも俺にはわかるサラリーマンあるあるです。

現場が生産性のある仕事をしていて、管理職が生産性のない仕事をするとしたら、
生産性のない無能な現場の人は、出世させてしまい管理職にしてしまえば良いという考え方です。

俺も昔、出世しないダメ上司をさっさと生産性のない管理職にしてしまおうと
「ディルバートの法則」のように画策したこともありました。

結局、そのダメ上司は、それすら出来ず、そのポジションがピーターの法則の居場所だったということが、その後5年以上かかり証明されました。

自分が無能だと認識してくれていればまだやりようがあるんですけどね・・・。

香車
香車

こういう人たちに限って、自分は有能だと思っているんでしょうね。

だから、組織の邪魔になりたちが悪いんですよね。

まるで邪魔することが仕事のように、まさに「憎まれっ子、世にはばかる」なんです笑。

でも、それを生んでいるのは組織の仕組みなんですよね。(うーん、奥が深い)

今度、ピーターの法則を回避するためにはどうしたらよいか考えた記事を書きたいと思います。

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