カブトムシは直射日光で死ぬ?数時間後に死亡…暑さか寿命か調べてみた

カブトムシの直射日光による暑さと寿命について調べた記事のアイキャッチ ●趣味・飼育
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カブトムシの飼育ケースを屋外に出したところ、その数時間後に死んでしまった話です。失敗しました、後悔しました。

2026年7月31日に捕まえて、それから室内で飼育していたカブトムシ。

9月22日の朝も生きていて、昆虫ゼリーを与えるとすぐに食べていました。

ところが、その日の14時ごろに確認すると死んでいました。

思い当たることがあります。

飼育ケースを屋外に出していて、途中から直射日光が当たっていた可能性があることです。

「カブトムシは夏の虫だから、暑さには強いんじゃないの?」

私もそんなイメージを持っていました。

しかし調べてみると、カブトムシは高温に強いわけではなく、直射日光は避けた方がよいことが分かりました。

一方で、死んだのは9月22日。寿命を迎えても不思議ではない時期です。

直射日光による暑さだったのか、それとも寿命だったのか。

今回の出来事を振り返りながら調べてみました。

マットを乾かすために飼育ケースを屋外へ出した

普段、カブトムシは室内で飼育していました。

今回屋外へ出した理由は、飼育ケースのマットがずっと湿った状態だったからです。

カブトムシの背中にも湿ったマットが重たそうに付いていて、朝に見たときには動きも少し鈍く感じました。

「少しマットを乾かした方がいいのかな?」

そう考えて、10時ごろに飼育ケースごと屋外へ出しました。

最初から強い日差しの中に置いたわけではなく、少し日陰になる場所を選んだつもりでした。

11時半には生きていたのに14時には死んでいた

11時30分ごろ、一度カブトムシの様子を確認しています。

このときは、まだ生きていました。

その後、ケースの場所を変えました。

ここで気になっているのが、時間が経って太陽の位置が変わり、飼育ケースに直射日光が当たっていた可能性があることです。

そして14時ごろ。

ケースを見ると、カブトムシは死んでいました。

11時30分には生きていたので、わずか2時間半ほどの間の出来事です。

朝には昆虫ゼリーもすぐに食べていただけに、「もしかして直射日光が原因だったのでは?」と気になりました。

カブトムシは直射日光で死ぬことがある

調べてみると、カブトムシは夏の虫だからといって、高温に強いわけではありませんでした。

山口大学理学部の小島渉氏は、2022年7月5日の解説で、カブトムシは暑さにそれほど強くなく、直射日光にさらされて体温が上がりすぎると死ぬことがあると説明しています。

野生のカブトムシなら、暑くなれば風通しのよい木の茂みなどへ移動できます。

ところが、飼育ケースの中では自分で涼しい場所へ逃げられません。

このことを考えていて、私は夏場の車内で起きる熱中症事故を連想しました。

もちろん車内と飼育ケースを同じものとして考えることはできませんが、直射日光が当たる場所から自分では逃げられないという点は、今回かなり怖く感じたところです。

また、月夜野きのこ園が2026年1月20日に更新した飼育情報では、カブトムシ成虫の管理温度の目安をおよそ20~28℃とし、夏場の高温に注意して、直射日光の当たらない場所で管理するよう案内しています。

私の場合、最初は半日陰になる場所を選んだつもりでした。

でも屋外では、時間とともに太陽の位置が変わります。

置いたときは半日陰でも、数時間後には直射日光が当たっていることがあります。

短時間だから大丈夫と考えず、飼育ケースは直射日光が当たる可能性のある場所に置かない方がよさそうです。

カブトムシは何月まで生きる?9月なら寿命の可能性もある

ただ、今回のカブトムシが直射日光による高温で死んだと断定することはできません。

死んだのは9月22日です。

月夜野きのこ園の2026年2月17日更新の飼育情報によると、国産カブトムシが成虫として活動する期間は約2~3か月とされています。

私がこのカブトムシを捕まえたのは7月31日。

そこから9月22日まで、53日間飼育しました。

しかも7月31日に羽化したわけではなく、野外ですでに成虫だった個体を捕まえています。

実際にいつ成虫になったのかは分かりません。

そう考えると、9月22日に寿命を迎えたとしても不自然ではありません。

朝までゼリーを食べていたら寿命ではない?

それでも私が引っかかったのが、死んだ日の朝、昆虫ゼリーを1つ丸々食べていたことです。

ゼリーを与えると、すぐに食べていました。

「朝まで餌を食べていたなら、まだ寿命ではなかったのでは?」

そう思ったのですが、餌を食べていたことだけで寿命ではなかったとは判断できません。

一方、朝から少し動きが重たく感じられたのも事実です。

背中に湿ったマットが付いていたので動きにくそうに見えただけなのか、それともすでに弱っていたのか。

ここは確認できません。

結局、暑さと寿命のどちらだった?

今回の死因は分かりません。

考えられるのは、寿命を迎えた可能性、直射日光による高温が影響した可能性、そして寿命が近づいていたところに高温が重なった可能性です。

9月22日という時期を考えれば、寿命でも不思議ではありません。

一方で、11時30分には生きていて、その後に直射日光が当たった可能性があり、14時には死んでいました。

そのため、どちらか一方が原因だったと決めることはできません。

ただ、原因が寿命だったとしても、カブトムシの飼育ケースを直射日光に当てない方がよいことに変わりはありません。

マットを乾かしたいなら交換すればよかった

そもそも今回ケースを屋外へ出したのは、湿ったマットを少し乾かしたかったからです。

でも今になって考えると、カブトムシが入ったケースごと屋外へ出す必要はありませんでした。

水分が多すぎると感じたら、

  • 湿ったマットの一部を取り除く
  • 乾いたマットを加える
  • 必要なら新しいマットに交換する

といった方法で調整できます。

カブトムシのマットは、乾燥させればよいわけではなく、適度な湿り気も必要です。

以前、カブトムシの幼虫を飼育したときにも、マットは「手で握ったときに形が残る程度」を目安に水分を調整していました。
カブトムシの幼虫を飼育したときのマットの水分量や交換については、こちらの記事にまとめています。
▶ 初めてのカブトムシ幼虫の育て方|飼育体験記

マットを乾かすために、カブトムシの入ったケースを日なたへ出さない。

次に飼育するときの教訓にします。

カブトムシを飼育していると、成虫だけでなく幼虫について調べる機会も増えます。
庭などで見つけた幼虫が「カブトムシ?それともカナブン?」と迷ったときの見分け方も、実際に試した方法をまとめています。
▶ カブトムシとカナブンの幼虫の簡単な見分け方

まとめ|カブトムシの飼育ケースは直射日光を避ける

7月31日に捕まえてから53日間飼育していたカブトムシが、9月22日に死んでしまいました。

朝には昆虫ゼリーを食べ、11時30分にも生きていましたが、14時ごろには死亡。その間に、飼育ケースへ直射日光が当たっていた可能性があります。

ただ、国産カブトムシの成虫としての活動期間は約2~3か月が目安とされているため、9月22日なら寿命を迎えても不思議ではありません。

今回の死因が寿命だったのか、直射日光による高温が影響したのかは確認できません。

それでも、今回調べて一つはっきり分かりました。

  • カブトムシは夏の虫でも、高温に強いわけではありません。
  • 飼育ケースは直射日光を避ける。

マットが湿りすぎていると感じても、ケースごと日なたへ出さず、マットの量や水分を調整する。

今回のことを、次にカブトムシを飼育するときの教訓にしたいと思います。

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